炎上の発端
2025年7月27日、元セクシー女優でタレントの三上悠亜がボートレース徳山のイベントに出演し、純白のウェディングドレス姿でインスタグラムに写真を投稿しました。しかし、この投稿が思わぬ形で大きな議論を呼ぶことになりました。
投稿した女性の心境
三上悠亜の投稿から約2時間後、X(旧Twitter)で一人の女性が「国内の後撮りで着ようと思ってたドレスをAV女優がイベントで着てて最悪」という投稿をしました。
この女性によると:
- 結婚式の後撮りで着る予定だったドレスが同じものだった
- そのドレスは特定のスタジオのオリジナル衣装で、他に代替がない
- 小物を自分で用意し、撮影コンセプトも練っていた
- 「事前に知っていれば契約しなかった」と困惑
SNSでの賛否両論
この投稿は瞬く間に拡散され、SNS上で大きく二分する議論が巻き起こりました。
共感する声
- 「AV女優が着たウェディングドレスなんて着たくない」
- 「ウェディングドレスでしょ?嫌に決まってるじゃん」
- 結婚を人生の一大イベントとして重視する人たちの気持ちは理解できる
批判的な声
- 「三上悠亜は仕事で着ただけで何も悪くない」
- 「彼女を穢れもの扱いするのは人権侵害」
- 「職業差別的な発言」
有名人からのコメント
川上なな実(女優)は自身のXで「そんな事されたり言われたら悲しい」とコメント。
倉田真由美氏(漫画家)は「下劣すぎる」と職業差別的な発言を批判しました。
問題の本質とは
この騒動は単なる感情論を超えて、日本社会における複数の問題を浮き彫りにしています:
1. 職業差別の問題
元セクシー女優という経歴を理由とした差別的な扱いへの議論
2. ウェディングドレスの象徴性
「清らかさ」を象徴する衣装と「アダルト」文脈の融合への拒否反応
3. 商業利用の是非
ボートレースイベントでウェディングドレスを使用することの適切性
4. 文化的価値観の対立
「聖」と「俗」を明確に分ける日本的価値観 vs. 多様性を受け入れる現代的価値観
海外との比較
欧米では、AV業界出身者が「社会の多様性を象徴する存在」として活用される傾向があり、ブランド側も「炎上リスク」より「話題化と価値の再定義」を重視する戦略的プロモーションが見られます。
一方、日本社会では依然として性風俗産業に対する線引きが根強く、このような価値観の対立が生じやすい構造となっています。
まとめ
この騒動は、個人の感情と社会の価値観、そして職業差別という複雑な問題が絡み合った現代日本の縮図とも言えるでしょう。どちらの立場にも理解できる部分があり、簡単に白黒をつけられる問題ではありません。
重要なのは、互いの立場を理解し、建設的な対話を通じて社会全体がより寛容で多様性を受け入れられる方向に進んでいくことかもしれません。
あなたはどう感じましたか? 筆者個人としてはそんなに嫌か?って思ってしまいますし、誹謗中傷する人たちに対しても「暇かよ」って思ってしまいました。どんな理由であれ根拠のない批判や中傷はどんな人やどんな形でも許されるものではないと私は考えています。ネットに投稿、コメントするときは自分の投稿を今一度考えて発信するように心がけることが一番平和的かもしれませんね。
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