「なぜ歩いたのか?」
先月、大宮で親戚の集まりがありました。さて、大宮へ行こうとなったとき、普通は電車の乗り換えを調べますよね。
しかし、その時の私は違いました。なぜなら、理由は至ってシンプル。
金がなかったからです。
いや、正確に言うと、電車に乗れば一瞬で消えるあの数百円が、どうしても「無駄な金」に思えてしまったんです。自分の足で行ける距離なのに、なぜ安易にお金を払うのか?と。
そして、そんなことを考えているうちに、私の心の奥底からもう一つの、もっと根本的な思想が湧き上がってきました。
「そもそも人間も動物なのだから、自らの足で限界まで歩くのが一番自然で、一番いいに決まってる」
…という、我ながら謎の哲学です。
- 目的地: 親戚の集まり(大宮)
- 動機①: 交通費は無駄な金(金欠)
- 動機②: 動物は歩くべき
これら3つの条件が奇跡的に重なった結果、私の無謀な挑戦は幕を開けました。
この記事では、そんな経済的かつ哲学的な理由から始まった「自宅→大宮駅ウォーキング」の一部始終を、
・実際に歩いた全ルートと所要時間
・かかった費用(と、節約できた交通費)
・歩いてみて分かった注意点や持ち物
などの観点からを余すところなくレポートします!
実際のルートとタイムライン
【AM 2:20】 自宅(吉祥寺駅周辺)を出発!
集合時間が11時ということもあって8時くらいには大宮駅に着いて、コメダとかで一休憩するつもりでこの時間に出発しました。あいにく写真はないのですが、あたり一面真っ暗でした。
【AM 3:09】 保谷駅を通過
通過点であった保谷駅を出発から約1時間ほどで通過しました。初めて保谷駅まで歩いたのでとっても新鮮で最高でした!!ちなみにコンディションはこのままラーメンが食えるくらい元気でした。

夜中の保谷駅南口の写真。
【AM 5:00】 志木駅を通過
保谷駅からかなり飛んで埼玉県の新座市にある志木駅を通過しました。あれだけ暗かった夜もだんだん明けて空が少し明るくなってきました。予定ではあと三時間で到着する予定ですが、このあたりからだんだん足の疲労が出てきて本当にたどり着けるかどうか不安になってきました。

高架上の橋から撮った志木駅の写真。少し空が明るいですね。
【AM 5:20】 志木市役所を通過
たった20分しかたっていないですが志木市役所を通過しました。道路に一際大きい建物があったのでつい「看板」を撮りました。市役所の写真じゃないんかいと思う人もいるでしょう。自分でも本当に疑問です。ここら辺から写真はないのですが、バス停のベンチなどで休憩を挟みながら歩いてました。

志木市役所の駐車場を示す標識看板?の写真。
【AM 7:32】 大宮駅に到着!!
かなり飛びますが、志木市役所から約2時間で大宮駅に到着しました!!家から徒歩で約5時間ほどで到着できたのはGoogle mapの予測よりも約一時間ほど早い結果となりました!この後集合時間までかなりの時間があったので大宮マルイのコメダ珈琲でモーニングを食べて優雅に暇つぶしをしました。(写真撮ってればよかったな)

大宮駅西口へ降りた写真。
最終的な歩いたルートと節約できた費用

実際に歩いたルート
ルートは保谷駅から大宮駅のルートになります。
距離:24Km カロリー:約992Kcal

到着時間を7:30と仮定したときにかかった最安の電車賃
結果的には659円節約することが出来ました。
・今回してよかったこと
・運動靴を履いたこと
今回はたくさん歩くのでニューバランスの靴を履きました。普段のお出かけだったらおしゃれ重視でナイキのエアフォースワンを履いているのですが厚底なため長時間歩くのにはあんま向いてないため、履くのはやめました(多分履いてたら志木市役所らへんで死んでたと思います。)
・飲み物は必須
夜中スタートでしたが真夏に歩いたと言いうこともあり、かなり水は飲みました。そこまで水分を普段から撮らない自分でも600mlのペットボトルはないときつかったです。
後悔したこと
・リュックではなくショルダーバッグを背負って歩いたこと
ショルダーバッグで歩いたことで片方の肩にだけかなりの負担がかかっていたくなるたびにかけ方を変えながら歩きました。リュックでいってたらもう少し楽だったなと今では感じてます。
まとめ:歩いてみて分かったこと&読者へのメッセージ
今回、自宅から大宮駅まで歩いてみて感じたのは、「歩くと、全く違う景色が見える」ということでした。
車や電車では見ることが出来ない場所に歴史を感じる石碑があったり、大きな川があったり。自分の足で一歩一歩進むからこそ得られる「解像度の高い地図」が頭の中に出来上がっていく感覚は、非常に面白い体験でした。
もちろん、体力的に楽ではありません。しかし、もしあなたが
- 何か新しい挑戦をしてみたい
- 運動不足を楽しく解消したい
- 自分の住む街をもっと好きになりたい
と思っているなら、次の休日に「あえて歩いてみる」という選択肢はいかがでしょうか?
まずは短い距離からでも大丈夫。きっと、あなただけの特別な発見が待っているはずです。
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